小児がんと闘うお子さんとご家族に笑顔を届けたい。“ガーゼ帽子を縫う会”さまに手作りフォトフレームを寄付させていただきました。

“ガーゼ帽子を縫う会”は、抗がん剤の副作用により脱毛されたお子さんたちにガーゼ帽子を寄付している団体です。肌触りがよく、カラフルで柄も可愛い手作りのガーゼ帽子は、病気と闘っているお子さんやご家族の毎日に楽しさとぬくもりを届けられています。 2021年秋、クリエイティブ メモリーズ ジャパンは、“ガーゼ帽子を縫う会”へ、ガーゼ帽子をお子さんに届ける際に一緒にお渡しするカードの材料を寄付させていただきました。その際、私たちも何かお子さんたちやご家族のお気持ちに寄り添えるプレゼントがしたいと代表の吉田久美さんにご相談したところ、病室に写真が飾れるフォトフレームを寄付させていただくこととなりました。

吉田さんからご要望があったのは、お子さんやご家族の写真を貼って病室に飾れるフォトフレーム500枚。クリスマスにはお子さんたちへお届けしたいとのことでしたので、早速全国のアルバム・アドバイザーにお声がけして、手作りフォトフレームの作成・ご寄付をお願いしました。

しかし、時はクリスマスクロップパーティの準備で忙しい11月。クリエイティブ メモリーズ ジャパンのスタッフは、はじめ「もし500枚集まらなかったら社内で作りましょう」と相談していました。 ところが、お声がけした2日後には最初のフォトフレーム10枚が届き、その後も毎日「病気で闘っているお子さんたちが少しでも笑顔になりますように」「私も数年前にがんを患ったので、お子さんやご家族に何か想いを届けたいと思いました」「フォトフレームだけではなく、ガーゼ帽子の寄付もさせていただきたいと思います」などのあたたかいメッセージが添えられたフォトフレームが続々と届きました。締切間近の11月末にはポストに入りきれないほどの量となり、郵便局の方が大きなカゴを持って直々にオフィスまで届けてくれるほどに。山のように積みあがったフォトフレームが入った封筒を前に、スタッフは嬉しい悲鳴をあげていました。

最終的に、期日まで届けられたフォトフレームは2321枚! 目標の4倍以上の皆さまのお気持ちが寄せられました。

心を込めて作っていただいたフォトフレームは、すべて“ガーゼ帽子を縫う会”へ送らせていただきました。フォトフレームはクリスマスシーズンのガーゼ帽子の寄付の際だけでなく、年間を通じてプレゼントなどにご活用いただけることとなりました。

皆さまのあたたかいお気持ちがこのように形になり、たくさんのお子さんやご家族の笑顔の源になることは私たちにとっても大きな幸せとなりました。 クリエイティブ メモリーズ ジャパンは、これからもこのような活動を続けて参りたいと思います。“ガーゼ帽子を縫う会”さま、この度は素敵なご活動に参加させていただきありがとうございました。